よくある質問
(白内障手術)
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS ABOUT
CATARACT SURGERY
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手術日当日や翌日は危ないので、運転しないでください。
片眼の手術の場合、手術日から翌日にかけて眼帯をします。片目で見ると遠近感がないので運転は危ないです。
両眼の手術の場合、散瞳していたり、眼の表面の状態が落ち着いていないので、ぼやけて見えづらいため、運転は危ないです。
基本的に、白内障手術前に休薬する薬はありません。
白内障手術の切開創は非常に小さく、出血は少量ですので、血をサラサラにするお薬(抗凝固薬)の休薬の必要はありません。
また、前立腺肥大の薬は、術中虹彩緊張低下症候群と呼ばれる白内障手術を難しくする状態を起こすことがあります。ただ、休薬をしたとしても、発生率は変わらないので、休薬の必要はありません。
白内障手術は、体への負担がほとんどない手術です。90歳でも100歳でも手術は受けられます。認知症があっても、手術中動かない状態を維持できるのであれば、手術は可能です。
どちらのレンズも良い点もあれば、悪い点もあります。白内障以外に眼の病気があれば、単焦点レンズの方が良いです。術後眼鏡をかけたくないのであれば、多焦点レンズの選択となります。ご希望と診察の結果から、選択していくことになります。現在様々な眼内レンズがありますが、当院では日本人でより良い実績が報告されている眼内レンズを厳選して使用しております。
当日の朝食はいつも通りして下さい。昼食は早めにとっていただくことをお勧めします。いつもの内服薬はいつも通りでお願いします。 緊張して食事をとらない方がたまにいらっしゃいますが、逆に脱水や低血糖で気持ち悪くなったりすることが多いです。少しでも水や食事はとってください。
季節や天候が白内障手術に影響することはありませんので、特に気にする必要はないです。
お風呂に入れないことを心配する方がいますが、首から下であれば手術当日からシャワーは可能です。また、診察後であれば、翌日から入浴、洗髪、洗顔が可能です(※蛇口から出たばかりのお湯でお願いします)。
両眼とも眼帯したら見えないので、僕みたいに保護メガネ(ゴーグル)をします。だたし、手術直後は、散瞳していたり、眼の表面の状態が落ち着いていないので、ぼやけて見えづらいです。
ほとんどの人が1週間から2週間あけて反対眼の手術を受けます。
同じ日に両眼手術を受けることもできますが、手術間近になると心配になって、日程の変更を希望する方が多いです。その場合、近い時期に反対眼の手術日程が取れないことがあります。
高額療養費制度を利用する場合、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費で判断するため、同じ月に両眼とも手術を受けた方が経済的にお得になることがあります。所得によって適応が決まるため、ご自身の保険者にご確認いただくようお願いします。
眼のかすみや見えづらさ、まぶしさ等で困っているのであれば、良いタイミングです。
80歳を超えているのであれば、体が元気なうちに受けた方が良いでしょう。
自覚症状が少なくても、医師から白内障手術を勧める場合もあります。例えば、白内障の濁りで眼底の診察ができない場合、急性緑内障発作の場合等があります。
また、一般的に、白内障手術のタイミングが遅すぎると、手術が難しくなり、良い結果が出づらくなります。症状があるなら、早めに受けた方が良いでしょう。
保険診療の場合、単焦点レンズもしくはレンティスコンフォートを使用するので、眼鏡は必要です。
白内障手術後に眼鏡をかける機会を減らしたいのであれば、3焦点レンズか焦点深度拡張型レンズを選択してください。
開瞼器と呼ばれる器具で、手術をする方の眼を開けた状態にしますので、自力で開け続ける必要ありませんし、まばたきをしても大丈夫です。
手術を安全に行うため、できるだけ動かないようにしてください。
もし、手術中に咳やくしゃみをしたい場合、する前にお声がけをお願いします。眼の中に入っている器具を抜きますので、その後にお願いいたします。
痛くて白内障手術をやめた方はいません。点眼麻酔のみで手術も可能ですが、当院ではより痛みが少なくなるように、笑気麻酔、テノン嚢下麻酔を加えています。
眼の中や近くではピントが合わないので、メスの先や器具などがはっきりと見えることはありません。
また、手術中は顕微鏡の光で眼を照らしているため、非常にまぶしいです。
仰向けで寝た姿勢になって手術を受けてもらいます。
歯医者さんの椅子みたいに、電動で倒れて寝た状態になります。
手術を終えたら、電動で起き上がって座った状態になるので、自分で起き上がらないようにしてください。
眼の表面には血管がいっぱいあるから、手術をすると必ず出血します。
結膜下出血というんだけど、2週間から1か月くらい経つと自然に消えてくるから心配しないでね。
手術の際に結膜や強膜、角膜を切って、創口を作ったからね。ほとんどの人は、ゴロゴロして異物感があります。2週間から1か月くらいで良くなります。それ以降もゴロゴロが続く場合は、ドライアイや結膜弛緩症など他の病気が原因かも。先生に相談してみてね。
手術の際に使用した麻酔薬が、まぶたをあける筋肉にも効果があります。2時間くらいすると、麻酔薬の効果がなくなるので、目が開くようになります。心配しないでください。
手術日当日や翌日は危ないので、運転しないでください。
それ以降は、自己責任でお願いします。
術後1週目は散瞳するので、ご自身で運転しないでください。
術後2週間は、寝る時も保護メガネを受けていてください。衝撃や粉じんなどから眼を守るために、保護メガネをしています。
眼にばい菌が入ると失明することもあるので、保護メガネをよろしくね。
白内障になると、水晶体は黄色く濁った状態になります。手術で透明な眼内レンズに変わったので、まぶしく感じたり(羞明:しゅうめい)、青みがかかって見えたり(青視症:せいししょう)します。時間が経つと気にならなくなる方がほとんどです。続くようなら、僕みたいにサングラスを使ってみてね。
手術を受けて見えるようになったので、元々あった眼の中の濁り(硝子体混濁)に気がつくようになったのが、ほとんどの場合で、病気ではありません。たまに、網膜裂孔や網膜剥離の場合もあるので、散瞳薬をつけて、眼底検査を受けることをお勧めします。
白内障術後に、光が見えたり、影が見える現象を、異常光視症といいます。眼内レンズは水晶体より直径が小さいです。目に入る光の向きによっては、光が眼内レンズの縁で散乱することがあるため、そう見えることがあります。ほとんどの場合、自然に良くなります。
お酒は炎症を悪化させる恐れがあるため、術後1週間は控えることをお勧めします。
タバコの副流煙も眼に刺激になるため、術後1週間は控えることをお勧めします。
デスクワークであれば手術翌日から可能です。
重いものを持つ重労働や、ほこりが舞うような場所での仕事は、最低1週間は控えた方が無難です。
眼内レンズの耐用年数は、人間の寿命より長いので、心配いらないです。眼内レンズ自体が濁って入れ替えるケースは、非常にまれです。
白内障手術を受けてしばらくすると、眼内レンズを入れるために残した水晶体の袋(水晶体嚢)が濁ることがあります。後発白内障と言って、5年間で約20%の人に起こります。外来で5分程度のレーザーで治療できます。別の病気が原因なこともあるので、診察を受けることをお勧めします。
手術直後は、散瞳していたり、眼の表面の状態が落ち着いていないので、ぼやけて見えづらいです。ほとんどの方が、翌日から良く見えていることが多いです。たまに視力の回復が遅い方もおり、見え方が安定するまで1か月以上かかる場合もあります。
手術直後は、出血と涙が混じって、赤い涙がたれてくることがあります。特に心配しないで、翌日診察を受けてください。
2枚目の眼内レンズを足す、アドオン眼内レンズ手術を受ければ、多焦点レンズすることができます。自由診療になります。
眼帯が外れてしまったら、外れる前と同じように、再度はりなおしてください。汗などでテープの粘着力が弱くなっていたら、皮膚用テープや絆創膏ではりなおしてもらうと良いです。
手術を受けた日は、仰向けもしくは、横向きでお願いします。横向きで寝る場合、眼を圧迫しないよう、手術をした眼を上にして下さい。
術後2週間は、睡眠時に無意識に眼をこすったり、眼を圧迫しないようにするために、保護メガネをして下さい。