緑内障レーザー治療(SLT/LI)
GLAUCOMA LASER SURGERY TREATMENT(SLT/LI)
GLAUCOMA LASER SURGERY TREATMENT(SLT/LI)
色素細胞をターゲットとした特殊なレーザーを線維柱帯に照射し、
房水の排水機能を改善させます。眼圧下降効果が期待できます。選択的レーザー線維柱帯形成術では、眼に隅角鏡をのせて、
線維柱帯にレーザーを照射します。
その結果、房水の排水機能が改善し、眼圧が下がります。
選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)の適応か確認します。
緑内障の種類によって、適応外の場合もあります。
説明後、同意書にサインをいただきます。
※ご家族同席の上で説明を受けることをお勧めします。
検査と診察後に、術後の眼圧上昇を予防する点眼薬をつけて、
眼をレーザー実施可能な状態にします。
点眼麻酔後、隅角鏡を眼にのせて、レーザーを行います。
所要時間は約5分です。
ブロムフェナク(消炎鎮痛剤)
1日2回
朝・夕
レーザー後3日間使用
※点眼は1回1滴
※眼の状態により、診察の回数が増えることがあります。
診察スケジュール
※他に病気がある場合や眼圧の状態により、内容が変更になることがあります。
※点眼内容が変更になった場合、点眼内容を記載した表をお渡しします。
選択的レーザー線維柱帯形成術は保険診療になります
1割負担 | 約9,000円 |
---|---|
2割負担 | 約18,000円 |
3割負担 | 約27,000円 |
※片眼の費用
レーザーで眼圧を下げることはできますが、緑内障で失われた視機能(視力、視野)は回復することはできません。
点眼薬の副作用や妊娠、授乳などで、点眼治療が続けられない場合や、 点眼を忘れがちの方にレーザー治療をお勧めすることが多いです。
レーザーは、緑内障手術の代わりにはなりません。失明を防ぐために 手術を選択しないといけないケースも多くあります。
レーザーで虹彩に小さな孔をあけることで、閉塞隅角緑内障の原因の一つである
瞳孔ブロックを解消します。その結果、隅角が開き、眼圧下降効果が期待できます。
レーザーで虹彩に小さな孔をあけます。
小さな孔がバイパスとなり、後房から前房へスムーズに房水が流れます。
その結果、隅角が開いた状態になり、眼圧が下がります。
レーザー虹彩切開術(LI)の適応か確認します。
緑内障の種類によって、適応外の場合もあります。
手術説明後、同意書にサインをいただきます。
※ご家族同席の上で説明を受けることをお勧めします。
検査と診察後に、術後の眼圧上昇を予防する点眼薬と縮瞳薬をつけて、
眼をレーザー実施可能な状態にします。
点眼麻酔後、レーザー虹彩切開術用のコンタクトレンズを眼にのせて、
レーザーを行います。所要時間は5~10分です。
リンデロン(ステロイド)
1日4回
朝・昼・夕・寝る前
※点眼は1回1滴
※眼の状態により、診察の回数が増えることがあります。
診察スケジュール
※他に病気がある場合や眼圧の状態により、内容が変更になることがあります。
※点眼内容が変更になった場合、点眼内容を記載した表をお渡しします。
レーザー虹彩切開術は保険診療になります
1割負担 | 約9,000円 |
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2割負担 | 約18,000円 |
3割負担 | 約27,000円 |
※片眼の費用
レーザーで眼圧を下げることはできますが、緑内障で失われた視機能(視力、視野)は回復することはできません。
反対眼も緑内障発作を起こす可能性が高いです。発作を起こしてからでは失明のリスクが高いですので、反対眼もレーザー虹彩切開術を受けることをお勧めします。