ものもらい(霰粒腫・麦粒腫)
CHALAZION / HORDEOLUM
CHALAZION / HORDEOLUM
ものもらい(霰粒腫・麦粒腫)の症状
多くの場合、抗生物質やステロイドの点眼や軟膏で治療を始めます。
点眼や軟膏での治療に反応が悪い場合や霰粒腫が大きい場合などは、手術をした方が早く治りやすいです。
光照射による新しい霰粒腫の治療方法です。
もともと発症してから日が浅かったり、サイズが小さかったりする場合に多い。
また、きっちり薬を使ってくれると治りやすい。
よくなっているサインは、瞬きだけでも感じていた痛みが薬を使った翌日から和らぐ。
腫れや赤みは2~3日で治まり、しこりも気にならない大きさになって、2週間程度で消失してしまう。
たかがものもらいと侮ることなかれ。
蜂窩織炎といって蜂に刺されたような痛みが続き厄介な腫れになっていく場合もある。
こすったり、用法容量を守らない時に多い。
また最初から内服も処方されているような強い腫れの人は残念、お薬がそのばい菌に対してはカバーしきれていない場合もあるため昨日よりさらに痛くなるようならすぐ病院に来てね。
腫れは引いても、ボコッとしたしこりが特に目を閉じたときに目立つ…。
自然治癒を期待したいときは2週間以降は薬を一切やめて放置。
その後うまく消えることもあれば半年くらい消えず、やがて肉芽(にくげ)といってイボみたいになっていくこともある。
保険診療なら切開(麻酔がちょっと痛い)自由診療ならIPL光治療(無痛)好きな方を選んでね。
霰粒腫手術の適応か確認します。
霰粒腫手術は、主に午後に行っております。手術説明後、同意書にサインをいただきます。
手術説明の際に伝えられた時間に来院してください。手術前の準備をします。
まぶたの裏から切開し、たまった内容物をかき出します。
皮膚を切開し、たまった内容物をかき出します。その後、皮膚を縫合します。
止血確認後、帰宅となります。
(保険診療)
結膜切開(霰粒腫摘出術) | |
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1割負担 | 約600円 |
2割負担 | 約1,200円 |
3割負担 | 約1,800円 |
皮膚切開(瞼板切除術) | |
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1割負担 | 約1,500円 |
2割負担 | 約3,000円 |
3割負担 | 約4,500円 |
検査、診察を行います。
皮膚切開した人は、抜糸をします。
IPL(Intense Pulse Light)は、カメラのフラッシュのような光を利用した光治療器です。
美容医療では、フォトフェイシャルとして、皮膚のしみ、小じわ、赤み、ハリ感 の改善に利用しています。
眼科領域では、マイボーム腺の機能の改善効果があります。ドライアイや霰粒腫の新しい治療方法です。
IPL希望とお伝えください。診察して、実施可能か確認します。
霰粒腫治療のIPLは、3回で1クールになります。3回で軽快しない場合、1回ごとの追加照射になります。
日程を決め、説明をします。説明後、同意書にサインをいただきます。
予定した時間に来院してください。IPL前に、メイクや基礎化粧品を落としていただきます。
施術後、1か月間は日焼け止めを使用してください
(日焼けしやすくなるため)。
1クール(3回) | 30,000円(税抜) |
追加照射(1回) | 10,000円(税抜) |