緑内障外来
GLAUCOMA CLINIC
GLAUCOMA CLINIC
その理由は、片方の目の視野が障害されていても、もう片方の目が見えている範囲を補うからです。それだけでなく、脳が画像を補うことで、矛盾がないようにイメージを作り出してもいます。下の写真がその一例です。右眼はぼやけて見えない範囲がかなり広い重症例ですが、両眼で見ると視野の欠けがほとんどなくなってしまいます。
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特徴
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緑内障の治療は、点眼薬が基本ですが、手術をしないと失明するケースもあります。
緑内障手術やレーザーのタイミングの判断は難しく、多くの緑内障診療、手術経験を要します。当院の手術執刀医は2022年12月時点で、通算1000件以上の緑内障手術実績があります。
当院で実施可能な緑内障治療
失明を回避!
特徴
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視野検査は、緑内障の診断、悪化の判断などのため、とても重要な検査です。4~6か月毎の視野検査が推奨されています。視野検査は検査時間がかかりますが、当院では複数台の視野計がありますので、視野検査の予約が取りやすいです。また、専用の解析ソフトで、視野悪化の進行スピードなどの判定を行っています。
緑内障診療で世界的にスタンダードに使われている視野計です。光の視標は動かず、色々な明るさの視標がついたり消えたりするコンピューターの検査です。
検査員が光の視標を見えない範囲から見えるところまで動かして視野を判定する検査です。ハンフリー静的視野計ができない場合などに行います。
緑内障は視神経が減って、視野障害を起こす病気ですが、視神経が約30%以上ダメージを受けるまでは、視野検査で異常を検出できません。視神経の構造的変化(視神経乳頭陥凹拡大)があっても、視野障害がない、前視野緑内障という状態があります。OCTを診療に用いることで、緑内障を早く発見できる可能性が高いです。