多焦点眼内レンズ「Clareon PanOptix Pro(パンオプティクス プロ)」先行利用開始(選定療養)
当院では、白内障手術に使用する眼内レンズの選択肢の一つとして、多焦点眼内レンズ 「Clareon PanOptix Pro(パンオプティクス プロ)」 の先行利用を 2026年2月19日 より開始しました。先週、院内勉強会を行い、適応判断や説明・同意、術前後フォローを含めた運用体制を整えています。

PanOptix Proの特徴(メーカー情報に基づく一般的なご説明)
PanOptixの後継モデルとなる PanOptix Pro には、改良された光学設計 「ENLIGHTEN® NXT」 が採用されています。レンズ表面の回折ステップ(リング)の設計が見直され、光の配分をより最適化することを目的とした設計です。
メーカー発表では、従来モデル(PanOptix)と比較して、次の点が示されています。
①光利用率 94%(従来:88%)
②散乱光 6%(従来:12%)
③遠方から中間距離にかけてのコントラスト(見え方のはっきりさ)の向上(約16%)
④散乱低減により、暗所での見え方やハロー・グレア等の不快光視現象の軽減が 期待される
※上記はメーカーが示すデータ・設計上の特徴に基づく説明です。術後の見え方や満足度には個人差があり、ハロー・グレアが完全になくなることを保証するものではありません。夜間運転など生活スタイルに応じた検討が重要です。

費用について
PanOptix Proは 選定療養 の対象です。選定療養は、保険診療と併せて、患者さんの選択による追加部分(この場合は眼内レンズ等)について所定の自己負担が生じる制度です。
当院の選定療養費(1眼あたり)は以下のとおりです。
PanOptix Pro:330,000円/眼
PanOptix Pro Toric:350,000円/眼
※上記は選定療養における眼内レンズ部分の費用です。別途、保険診療分の自己負担(検査・手術等)がかかります。費用の詳細は診察時にご説明します。
